240504

 日記を書くことにした。

 一番理解されたかった他者に理解されなかったことが悲しくて、

お酒を飲んで眠って、切なさで回らなくなった頭で仕事をして、よく考えたけど、わたしもわたしがわからないなと思った。来週は気を張らないといけない仕事が多いから、隙を作らないように準備しようと思っていたのに、ずっと同じことばかり考えてしまう。

 結局会いたかった人にも会えなくて、誰もいなくなって消灯した会社の喫煙所でタバコを吸って帰った。自分でもわからない自分という人間に振り回されて生きているのに、人には理解して救って欲しいだなんて思う自分の傲慢さに嫌気がさしてきた。こうゆうのって普通十代とかでやるものじゃないのかな。

 

 インフルエンザになってもなんでも食べれちゃう強靭な胃を持って生まれてきたのに、失恋したらセブンのおにぎり一個でおなかいっぱいになっちゃう。そうゆう弱さを人に見せるのが怖くて、防壁を作って笑って誤魔化して人を傷つけてきた。その報いをいま受けてるのかもしれない。自分をさらけ出すのが怖いからぶつかり合わなくていい道ばかり選んできたけど、本当は、捕らえてくれる人を探しているのは、わたしの方なんだと思う。だから好きになったんだと思う。

 

こんな日記を公の場で書くなんて今までだったら絶対にしなかった。

でも、わたしがわたしを飼い慣らせる日が来たら、いちばんわかって欲しい人にも伝わるかなって、薄ぼんやりとしたちっちゃい希望を持ってみようと思う。

もう誰ともすれ違いたくない。